ブノワ・ニアンのチョコレートを試してみました!
それにしても、こちらのパッケージとてもきれいと思いませんか?
中身も何のチョコか一目瞭然で楽しく食べられます。
板チョコもとても美味で、デザインがステキです。
今回買ったのは、ニカラグアのカカオのもの。
ペルー産カカオに引き続き、新しい発見でした。
ショコラティエのブノワさんは、ベルギー出身で経歴が面白いんです。
ブノワさんは小さな頃からチョコレートやスイーツが好きだったそうです。
そこから普通は見習いに入るのですが、
ブノワさんの前職は?というと、鉄鋼関係の大手企業に勤め、そこからファイナンシャル関係の責任者と
いわゆるビジネスマン。2005年に転職を図り、ヴィタメールで修業したりし、お店をオープンさせます。
こちらではベルギーでは、唯一カカオを仕入れています。こういった会社はとても珍しく、世界中でも
十数社しかないのだとか。今では、ベルギーにブリュッセルを始めとし5店舗を構えるショコラティエとなります。
それにしても、なぜこの美しいゴールドの箱やきれいな型のタブレットを思いついたんだろうと
ずっと思っていたのですが、もしかしたら鉄鋼関係やファイナンシャルの仕事の経験から来ているのかもしれませんね。
ベルギーでは、ゴディバ、ノイハウスなどの老舗店が強いのに対して、最近はピエールマルコリーニなどの
新鋭ショコラティエも出てきたというのに、10数年でこのビジネス展開は本当にすごい。
チョコレートのエステパックもあるぐらいベルギーはチョコレートの国とはいえ、チョコレート市場というのは奥が深いのだなと思いました。
そういえば、ベルギー人って田舎のフランス人と似てる感じで
古き良き本当のヨーロッパ人の精神が今でも残っているような気もします。
人を騙してやろうとか八つ当たりしてやれとか、そんな人見たことがありませんし
丁寧で上品な人が多い。これはフランスにいる私の日本人同業者達も同意見です。
北と南で全く雰囲気は変わりますが(北はオランダの雰囲気が強い)、私の周りはベルギー人が好きです。
また、ベルギーに出張に行くと時々チョコレートをお土産にもらったことがありまして、
それがまたおいしいんですよね。
そういったことを考えるとフランスより、チョコをあげることが多い国ということで、
パッケージや板チョコがこんなにかっこいいと、ベルギーの株も上がりそう。。。
味はもちろんですが、やはり見た目も大事ですね。
Benoit Nihant
URLにあるビデオが楽しいのでぜひご覧ください!↓
http://www.benoitnihant.be/
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